自分好み
さきの連休から久しぶりに自炊をすることにしました。
昔は”自分で料理した”という満足感だけでかなり食が進んだものでしたが、今は小食になったのか、味にうるさくなったのか、それとも料理がいい加減になりすぎたのか(多分最後のが最大の理由だ)、どうもいまひとつ喜びに欠けます。とはいえ、自分の好みの味に近づけられるというのはなかなかいいもので、面倒ながらひと月ほど続いています。
短いストーリーを書くときも、やはり自分が読みたいものを書いているのではないかと思います。そのせいもあるのか、ある程度時を置いても自作は客観的に読むことができません。HPに載せたうちの半分ほどははっきりと好きで、今でも自分で読んで自分でじんわり噛みしめていることがあります。
そんな中で自選3篇のうちの1篇、「残像」の推敲し直しがようやく一段落しましたのでHPに掲載します。
当時はとにかく物語を凝縮しようと躍起で、硬い漢語を多用して文章の密度を上げることばかりに熱中していましたが、今にして思えばやはり読みにくい。中にはどうしても変えたくない表現があるので全体のバランスを崩さないように変えられる単語だけを言い換える作業は案外難しく、何度も諦めかけましたが、今回ようやくなんとか納得のいく推敲ができました。
好きな3篇をようやく並べられて、宿題がひとつ片付いたような気がしています。
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