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July 14, 2007

オールラウンドな形容詞の器

 『ことば遊びの楽しみ』 阿刀田高・著 岩波新書

 この本の中に、五音の季語を使えば何でも俳句にできる七・五音「根岸の里のわび住まい」と、どんな上の句でも川柳にできる下の句「「それにつけても金のほしさよ」というのが紹介されていますが、さらに手軽な言葉遊びをjひとつ。

 形容詞をひとつ思い浮かべます。つよい、かるい、すがすがしい、などなど、「~い」という形容詞。
 それを使って一文作ります。

 生きてるって~いなぁ。

 この文が使われ得るシチュエーションを想像してみて下さい。
 大抵はできそうでしょう?

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Comments

 ”つめたい”のように、恒温動物の一般的イメージに反する言葉の場合はちょっと難しい。

「生きてる」って、~いなぁ。

 という風に、鍵括弧や読点を使っても良ければ反語的な形容詞も簡単に受け入れ可能です。

 案外難しかったのは”親しい”。抽象的な文なので大抵いけると思ったのですが、生きてるって親しいなぁ、というのは微妙に変ですね。

 ”甲高い”のように、使用状況が限定される形容詞はやはり難しい。”野太い”だと、比喩の範囲で成立しそうですが。

 最後にもう一例。
 「生きてる」って、幅広いなぁ。

Posted by: ぽち | July 15, 2007 at 12:22 AM

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