April 08, 2007

今春看又過

今年の桜は夕暮れ時の散歩にて。Rimg0134_1

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February 04, 2007

年内立春

 ずれてしまった、という失敗感の苦笑い。のどかで駘蕩とした春の気配。
 このタイトルで短篇を書くとすれば、できちゃった婚などはオーソドックスな連想。

 とはいえ2年に1度ぐらいの割で起きるらしく、そんなに珍しいことではないそうです。
 苦笑いがあってもいい、再生の春であれかし。

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February 03, 2007

冬と春の祭

 疼く。冬をもつ痛み。うずもれていたものが動く気配。
 追儺は悪霊払い儀式で本来は大晦日の行事だったらしい。節分の豆撒きは追儺の流れを汲むのだとか。マルディグラやカーニバルもこの時期。春を迎える祭典に由来するのだという。

 居ずまいを正して黙々と巻寿司を食った。

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January 05, 2007

Happy Note があったとしても

 暢気に5日の初詣。

 幾ら願っても良いらしいので、家族、友人、職場の仲間、思いつく限りの人々の名前を思い浮かべて幸せを祈ったのですが、終えて目を開いた瞬間に忘れていた人を思い出すものです。毎度毎度。

 絵馬を書き、守袋を買い、御籤を引いてきました。

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January 01, 2007

迎春

明けましておめでとうございます。

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December 02, 2006

冬の入り口

 くもり時々雨。時折吹く風は傘を持つ手を刺す冷たさ。雲の切れ目から陽が射し、思いがけない温みに恵まれる瞬間もありました。
 雨が上がると白い月が空高く昇っていました。冷気を湛えた街の空は水色に澄み、夕日を遮る雲の塊は金色に縁取られています。冬の訪れを感じました。Rimg0113

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November 30, 2006

一年の11時

 ご無沙汰しております。お元気ですか。

 11月も晦日。あと1分でお終いです。
 今年の晩秋はかえって不安になるくらい暖かい。冬の入り口を感じさせるきりっと締まったあの一瞬はまだ来ていません。霜月とはいうものの、朝晩の冷え込みはまだ手ぬるい気がします。
 個人的にはあれこれ慌しくて物事が手につきませんでした。クリアしたのではなく過ぎてしまったひと月でした。

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September 23, 2006

秋分

 良く晴れて爽やかな一日でした。
 町の空を遥かに眺め、今日が秋分なんだな、と思いました。季節のうつりかわりは早いものです。

 今の季節の行事について、このWeblogの過去の記事を見てみました。
 一昨年の秋は「秋分」という同じ題名の記事を書いています。満月の記事もあります。昨年は秋分の記事はありませんが「月餅」の題でやはり満月の記事が。今年の今日とその頃あの頃、三年三様、それぞれ別の場所に住んでいたことを思い出しました。慌しいなかでもいつもこの季節には清々しい日があるのだな。

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September 18, 2006

風台風の三連休

 この3連休はすっかり台風13号に支配されてしまいました。
 土曜日から強い風が吹き、強い雨も時折降っていました。日曜の午後から雨が止むことがなくなり、夜には窓が鳴るほどの強い風。そして突然停電に。停電は結局今朝まで続いたため今日になってようやく掃除洗濯とひと仕事、最低限の予定をこなしたらもうお終い。被害が出た場所もあるそうですし、無事でなによりなのですけれど、ね。

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September 10, 2006

涼風颯爽

 昨夕からの雨は上がり、今日は一日曇り空。
 気温は上がらず、肌寒いくらいの涼風が颯爽と吹いておりました。

 車を持つのは久しぶりになるので購入第一候補の車をレンタカーで借りて、練習がてら街中を走ってみました。
 仕上げに郊外の遊び場へ。人工のビーチに人の姿はもう少なく、波はないけれど開けていて気持ちいい。海のすぐそばに寄るのはわくわくします。その後は昔の記憶が残っている小高い岡に登って海と陸とを眺めてきました。

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September 09, 2006

ずぶぬれ#2

 天気予報は午後から雨だったので十分予測はしていました。透明な傘も持ったし、乾きやすい安っぽい服を着たし、鞄の中の大事な荷物はビニール袋で包んだし、遠出も控えました。それなのに、前夜不必要に無理矢理飲んでしまったために、結局出発が遅れてしまって。

 ショッピングセンターを出たら只ならぬ暗雲が低く重くのしかかっていて、一触即発の状況に。それでも次の目的地はすぐだから、と予定通りクリーニングを回収して出発したのが甘かった。すぐに降り始め、あっという間に激しさを増してきました。クリーニング物を護って傘をさし、なんとか目的地に逃げ込もうとしましたが、途中港の傍を通らねばならず、沛然と降る雨が海からの風に巻き上げられてずぶぬれなってしまいました。

 8月は雨がほとんどなく、台風が来た金曜日を除けば自転車通勤でも全然困らなかったのですが、台風の日はやはりずぶぬれになって結局夏休みをとってしまいました。9月は雨がちで通勤手段に不自由することもあり、そして今日とうとう2度目のずぶぬれに。車が欲しい最大の理由を改めて体感しました。

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September 02, 2006

元ハリ台風

 木曜日に大雨が降ってからここ数日夜はぐっと涼しくなって過ごしやすくなりました。主役は昼間の蝉の声から夜の秋の虫たちの声になり、季節は秋へとうつりかわっているようです。ところがはるか東南の太平洋では巨大な台風が発生して西へと向かっている様子。
 大きな嵐の呼び名に関しては東経180度に境界線があり、東経域(つまり西側)にあるものを台風、西経域(つまり東側...ややこしい)にあるものをハリケーン(一般に大西洋側、メキシコ湾、カリブ海あたりの嵐のイメージがありますが)と呼ぶのだそうですが、この台風は元ハリケーンが日付変更線を越えて東経域に進入してきたとのことで、ハリケーン時代に付けられたIOKEというアメリカンな名前を持っております。
 この元ハリ台風IOKE君がこの後どうなるか。長旅の末に日本を直撃する可能性もあるそうで、暢気に秋を楽しんでばかりもいられないかもしれません。

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July 20, 2006

夜の梅雨

 どこまでもきりのない仕事をのんびりしていると疲れてきてぼんやりしてきて鈍いまま体を操るようにしてとぼとぼと歩いて帰ります。家のある街に帰ってきたらしとしと雨が落ちてきました。遅い晩飯を食べているうちに少し強い降りかたになって、こんな時だけ鞄の中に傘がないのを不思議がりながら濡れて夜道を歩きました。今年の梅雨は長く、涼しい夜が続きます。

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July 15, 2006

アイスキャンディ

 とあるコンビニエンスストアの店先でニッカボッカのお兄さんが水色のアイスキャンデイを齧っていました。
 また別のコンビニエンスストアの店先では水色のワイシャツにネクタイを締めたおじさんがオレンジ色のアイスキャンデイをなめていました。袋から取り出すだけでもう融け始めてしまうくらい、今日はもう、暑い暑い。仕事おつかれさま。お二方とも嬉しそうな顔をしておりました。

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June 20, 2006

街角の紫陽花

 都会の交差点の片隅の街路樹の根方で一群の紫陽花が鮮やかな青色の花を咲かせていました。

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May 05, 2006

日傘

 昼ごはんを食べ、日に照らされた人通りのない裏町の小路を歩いていたら黒いレースの古風な日傘をさした人が立っていました。前を通り過ぎたらその人曰く、こちらでメイドカフェをやっております本日コスチュームプレイディ、とのこと。やはり黒いレースの大正時代調の服を着た若い女の人でした。暢気な休日とはいえお金もそこまでの暇もないや、と思って笑って過ぎましたけれど、北半球は紫外線の季節です。

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May 01, 2006

かき氷の夏、餃子の夏

 夏、焼芋屋は何をしているのか? かき氷屋をしている、という説を聞いたことがあるのですが、今夜街角で見かけたのは餃子屋。バンの後扉を開けて隅に”餃子”と書いた提灯をつるした今風の屋台で、スピーカーからはあの「い~しや~きいも、やきたて~」のメロディで「ぎょうざ~ぇ、ぎょうざ~」という呼び声を流しています。そのあとも焼芋キャッチコピーのパターンで餃子の売り文句が続き、努力しているんだか手抜きなんだかわからない妙な雰囲気を醸しだしていました。はたして定着するでしょうか?

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初夏二題

 今日から5月。寒空の続いた4月から一転、今日は日差しが眩しく暑い一日になりました。仕事は休みで午後から外出、そこで拾った出来事を二題。

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April 28, 2006

新緑

 曇ったり降ったり。仕舞った外套を取り出すほどではないけれど外を歩いていると体が冷えてしまうような日が続いていましたが、今日は久しぶりにクリアな一日。昼食に外に出ると浅緑や赤の若い葉はもう出揃っていたし、街角の小さなものたちが日差しに光って眩しいくらいでした。少しずつ少しずつ衣更の季節ですね。

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March 31, 2006

夜桜の道

 先輩の送別会の帰り、主賓のつかれが出た様子の先輩と一緒にタクシーに乗って東京の夜道を走っていました。千鳥ヶ淵にさしかかると桜が満開。たくさんの人々が夜桜の下を歩いておりました。

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March 25, 2006

もうすぐ春ですね

 桜が咲きはじめました。

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March 06, 2006

本日決壊

 花粉に対する許容量は人それぞれ。器が一杯になるとあふれて止まらなくなるのだそうです。
 年中行事というには嬉しくないし個人差もあるのですが、今シーズンは本日決壊。
 これもまた四季折々。

 ついでに啓蟄。この言葉を見るとまだ雪を残した黒土が黄色い春の日に温められている図を想像します。

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March 03, 2006

桃の節句

 井伊直弼を連想するのはいささかひねりすぎ。

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February 04, 2006

立春

 良く晴れて寒い、立春らしい一日。外に置いてあるバケツの水が朝はすっかり凍っているというような、この季節には子供の頃の記憶があります。今日は散歩してきました。オフィス街は閑散と、学生街は賑やかに。都会はいつもどおりの週末。

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February 03, 2006

節分

 二つ三つ溜めていた急ぎの仕事の納期が不意にどれも遠くなってたたらを踏んだような有様に。いろいろある着手待ちのものごとを他人事めかしく眺めていると時間はすぐに経ってしまいます。久しぶりに飲みにいく約束もなくなり、寄るべき用事も明日に持ち越しに。手持ち無沙汰に電車に乗って帰ってきました。今夜は節分。
 近所のスーパーマーケットで恵方巻とめざしを購入。めざしを焼く煙はフードからあふれ出して部屋の天井をいぶします。南南東を向いて無言でひたすら恵方巻にかぶりつきました。明日はまた一段と寒いそうですが、太陽の冬は今日でお終い。

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January 23, 2006

残雪

 今朝は寒かった。ようやく十分に明けると空は青く澄んで、街路には圧雪が凍り日陰は氷室のようだったけれど日向は案外温かくなりました。植え込みの上には雪がふわっと残り、しずくが光っておりました。

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January 21, 2006

積雪

 今日は朝から夕方にかけて雪が降り、南関東には珍しく積もっています。買い物に出かけたかったけれどありあわせのもので食事を用意しては食べていました。焦るばかりで結局それで一日を終えてしまったので、どうせならもっと気楽にのんびり構えて過ごせばよかった。

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January 20, 2006

大寒

 春の前の一番寒い季節。今日は大寒でした。
 今年初めての出張、名古屋から電車を乗り継ぎ、小一時間打ち合わせをして再び乗り帰ってきました。目的は達したものの途中聞いた話は厳しいもので、ホームで電車を待つ間身も心も寒々しい一日でした。一陽来復。一陽来復。

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January 19, 2006

フライング

 冷凍ご飯を食べ尽くしていたので今夜はどうしようかとスーパーマーケットで行きつ戻りつしていたら、恵方巻きハーフなるものを見つけました。見切り品3割引き。只の太巻きなのですが、隣には煎り大豆の袋も沢山置いてあって、寒い寒いといいながら冬の終わりももうすぐなのでしょう。

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January 09, 2006

新しい春

 3連休は鮮やかな晴天が戻ってきましたが寒さはまだ厳しく、明朝はまたなにか降るらしい南関東地方にて。どこからか風邪を拾ってきたらしく喉を痛めてしまいました。大阪では十日戎が始まり来週はもう言い訳なしの本格稼動、体を休めつつ遅れ気味の新年の心得を練っています。
 そんななかで沖縄から桜開花のニュース。新しい春。

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January 02, 2006

新年会

 友人と新年会を開催。忘年会もそうですがスーツを脱いでできる宴会は実に楽しい。皆それぞれに慌しいから食べて飲むと眠ってしまいがちなのも疲れの出る正月らしさでしょうか。年に幾度もない年末年始の休暇に顔を合わせられて良かった。

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January 01, 2006

Dog Yearの散歩道

 あけましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願い申し上げます。

 ぽちよりメッセージが届きました。戌年ですので一言スピーチさせてやって下さい。

*****
 One! Happy New Year!! The year of dog, 僕たちの年です。
 皆さまご健勝であられますように。大いに楽しんでくださいませ。
 さて。最近Dog Yearなんてことを言いまして、IT時代の時の移り変わりは7倍速、丁度すぐ歳をとってしまう犬みたいなもんだてな取り上げられ方をいたします。犬の種類にもよりますが7倍速というのはいささかインフレでして実際は大体最初の1年で大人になり、あとは1年がヒトの4年分くらいに相当いたします。とはいいながらおいしいご飯が食べられてあったかい所で眠れて元気一杯散歩して友達とくんくん匂い交換できればそれで幸せ、パソコンとか携帯電話とか使い方がわかんなくたって全然構わないんだけどな。
 ヒトってそうはいかないってことはわかるつもりなんだけど、たまには一緒に道草しましょう。See You!
*****

 のんきなもんだね。

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December 31, 2005

おおつごもり

 一年振り返ればいくつかのあしあとあり、反省もあり。
 
 世界にも日本にも沢山のニュースがありました。何が重大か判断するのは極めて難しいのですが、もし100年後も日本という国があって社会科の教科書が作られているなら、日本における今年の最重要事項は人口が減少に転じたということではないかと思います。人口増加を前提に作られてきた今までの社会の枠組をこれからどうやって組み替えていくのか、そして自分はどうやって生きていくのか、思案と模索のしどころです。ともあれ。

 みなさま今年一年おつかれさまでした。
 来年もよろしく。

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December 22, 2005

柚子湯

 近所のスーパーマーケットで柚子湯用の柚子を売っていたので買ってみました。さて、いよいよ沸いたようで、どんなものでしょう。一緒に買ったかぼちゃは料理が間に合わなかったけれど、今日は冬至。

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雪のおかげで

 朝、ホテルのカーテンを開けると外は雪景色。雨は夜更け過ぎに雪へと変わり、路上で凍ってタクシーが滞り昨夜は忘年会の二次会からなかなか帰れなくなったのですが、その後ここまで降るとは思いませんでした。山口県は瀬戸内海側でも低い中国山地を雪雲が越えてくることがあるんです。空には晴れ間も見えて見た目よりもあたたかい朝でしたが、時折風が雪を運んできて印象を一変させます。路上の凍結は昨夜のまま、満員のバスがチェーンを鳴らしてダイヤグラムも何もなく高校生やらおっちゃんおばちゃんやらを運んでいきます。
 いつもの路線のバスがいつ来るかわからないので次善の路線のバスに乗ったらなつかしい知人に会うことができました。雪のおかげです。

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December 20, 2005

西へふたたび

 月曜に大阪から来た仕事相手の人から米原から名古屋まですっぽり覆った大雪で新幹線が1時間以上遅れたという話を聞いて、もともと少し余裕を見ていた火曜日の朝の予定を直行にしてさらに少し早めで新幹線に乗りました。東京から西に向かうと美しく晴れていた空を寒そうな雲が覆ってきて、名古屋が近づくと街に野に雪が見えてきます。心配した遅れはほとんどなかったけれど伊吹の山中はすっかりモノクロの雪景色でした。
 おかげで京都で時間が余ったのでいつもの駅弁の代わりに店でゆっくり昼食をしたため、目的地の東福寺駅へ。小一時間余裕があったので東福寺の方へ散歩してみました。京都らしい細い道を進むと北門があり、塔頭が立ち並んでいます。石田三成が関ヶ原の合戦の直前に密談した、などという立て札を横目に路地を行くと不動様の寺があり、堂の前の石畳にはお婆さんが正座して熱心にお祈りをしていました。そっと隣に立って賽銭を投げ、ひとしきり祈ってから来た道を戻ることに。東福寺は広く、すっかり見るには2、3時間欲しいところです。洒落た喫茶店に寄ってコーヒーで仕事モードに切り替え、お客さんに会いに行きました。

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December 13, 2005

徐行運転

 朝、品川駅で上りの新幹線だけ遅れていたので不審に思っていたら構内放送が。関ヶ原のあたりの積雪で徐行運転しているそうです。乗った下りの新幹線も遅れていささか気を揉みましたがなんとか遅刻せずに出張を済ますことができました。帰途もまた徐行、すっぽり雪に覆われた山間の集落を暖かい車内から眺めて、あんな田舎に住んでみたいと思ってしまいましたが、外はきっと寒いんだよね。今日は想定外ながら間に合って良かったけれど、関西に新幹線で赴く時は時間に余裕を見るべき季節がやってきました。

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October 01, 2005

土浦の花火

 子供の頃は打ち上げ花火を見ているとなにやらもの悲しくてこれまでずっと苦手に感じてきたのですが、この頃改めて眺めてみると一瞬のうちに明滅する爽やかさが気持ちよく思えるようになってきました。花火にまつわるもの悲しさは今はもう毎日のバックグラウンドに絶え間なく流れるようになっていて、苦痛に感じることはなくなったからなのかもしれません。
 そんな話を友人たちにしたら土浦の花火大会のことを教えてくれたので、今年は一緒に見に行くことにしました。大変な人出でしたが早目にいい場所を見つけて確保しておいてくれた近場の友人のお陰で間近に見ることができました。10号玉(尺玉、直径約30cmだそうです)の音と大きさも、兎などの型物の面白さも良かったのですが、スターマインが素晴らしかった。花火の色はより鮮やかで新しい色も加わっているし、飛び方はじけ方もユニークなものがいろいろあって技術の進歩に感心したのですが、打ち上げの色とタイミングを配する構成の方法が腕の見せ所なんだろうと思います。三々五々集まった友人たちと歓声を上げ、すっかり満足して長い夜道の散歩を楽しみました。

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September 18, 2005

月餅

 このところ東京の空は晴れ渡り、気持ちの良い日が続いています。夜には毎晩丸い大きな月がかかって満月は今夜か明日かという具合。夕方テレビのニュースを見ていたら中華街のとあるホテルが作った大月餅を映していて、今夜が満月だったのかとようやく知った次第。旧暦八月十五日、仲秋の名月でございます。
 それはそれとして大月餅。切り分けて配ったそうですが、断面を見ると明らかに餡の層が厚ぼったく、さぞかし濃いお茶など恋しくなるだろうと思わせる姿をしておりました。あの皮がおいしいんだけどな、などと思っているうちに食べたくなり、今夜食べると幸せになるなどという言い伝えにも背中を押されて夜のスーパーマーケットでいつもいくつかバラで置いてあるコーナーを訪れましたが、ない。売り切れ。
 スーパーも満月にかこつけて宣伝しつつたくさん仕入れれば結構売れたんじゃないかと思うのですが、そうした特別扱いの形跡はなく、地味に気づいた人々が三々五々買って行ったのではないかと。こうなると食べたさが募るもので、いつもは月餅より好みにしている桃山の列なんかを恨めしそうに見ていましたら、焼菓子詰め合わせパックのなかに、栗饅頭などと並んで月餅があるではありませんか!
 しかしこれ全部食べたらまた太るよなぁ、と考えましたが、そこはそれ幸せがかかっているので仕方ありません。それでもそのあたりをうろうろしていたら、中国人と思しきカップルがやって来て、やはり月餅を探している様子。あきらめ気味の彼女の横で必死に探した彼がとうとう詰め合わせパックの中に月餅を見つけたようです。二人は笑って喋りながらレジに並んでいきました。

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September 07, 2005

 台風14号は北に去り、今度は北海道に再上陸の様子。
 今年は良く来ますね。台風に限らず、短時間に大雨が降ることが多い。統計でも年々しとしとと小雨が降る日数がここ数十年かけて少しずつ減っていて、大雨か降らないかどちらかに分かれてきているのだとか。子供の頃を思い出すと実感として確かに感じられます。
 この台風も関東は直撃しなかったけれど、前線が連動して先夜は大雨が降り、直近で落雷があって丁度テレビを見ながらのんびり歯磨き中だったので驚いて吹いてしまいました。曹操と劉備の宴席に落ちた雷はこれくらいは大きかったんだろうか? テレビのニュースでも雷の報道があり、稲光と破裂音が同時だったから近かったんだろう、と高校生がインタビューに答えていて、音と光で距離を測るというのは習慣として結構浸透しているのだな、と妙に納得。
 前回の11号でも交通機関に影響が出たけれど、今回はさらに九州や中国、四国地方で災害が。一方で貯水率が0%を割って本来発電用の水まで飲料水に回していた四国の早明浦ダムは一夜にして満水に。アメリカ南部のハリケーン被害もものすごいことになっているし、普段目の当たりにしない自然現象の威力に改めて驚いています。
 地上も空も大風が吹いて雲もどんどん流れて行き、夕方には久しぶりに青空が。爪の先ほどの細い月と異様に赤い夕焼けを見ました。 

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August 15, 2005

夜中の雷雨

 8/15のこと。
 ずっと曇っていました。夕方落雷。稲妻が走り雷鳴も轟いたけれど雨は降らなかったので小さな折り畳み傘を持って飲み会に出掛けました。
 夜の9時頃、帰りの電車に乗ったら再び落雷、そして驟雨が降り始めました。雷は立て続けに閃き、鳴り、自宅の最寄駅に着いても収まる気色がありません。こんな雨が長い間続く訳はないし、小さな傘ではずぶ濡れになりそうだったので待つことにしました。立っているのにも退屈してきたけれど、この駅にはベンチがなかったので再び一駅戻って隣駅のホームのベンチに座り、飲み会みやげのどら焼きを齧りながら文庫本を読んでいました。狭いホームなので飛沫が風に舞って飛んできます。電車も徐行運転するほどの雨でしたが、ホームに留まる人は稀で皆改札口に吸い込まれていきます。人々はどこへ消えるんだろう、などと考えながら、蛍光灯の下で本を広げて雨宿りしました。
 酔いが醒めかけたころ雨は上がり、もう一度電車に乗って帰りました。口の中が甘く、ラーメン屋に寄ってしまいました。

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August 07, 2005

立秋

 ふつうに暑い。

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August 05, 2005

源内の陰謀

 土用の丑の日に鰻を食うべしなどと聞くと、そんなアナタたった一日に需要を集中させちゃ鰻屋だって大変、自らの首を絞めるようなものじゃないかと思うんです。テレビのニュースを見ていたら朝からぱたぱたと焼いて焼いて焼き通しの鰻屋どの、オフィス街の昼飯屋みたいな忙しさがずっと続くわけだし、鰻だって値上がりするから利益率は下がってしまうのだし。

 ところが未だに街のそこここに土用の丑とか鰻とか書いたポスターが貼ってあるんです。あれ? そもそも土用って何だ? 丑の日っていつ? そう思うと、先日のあのニュースは見間違いで実は今日こそが土用の丑なんじゃなかろうか、などど首をひねり始め、夏バテさえしていなければうっかり鰻屋に入ってしまうところでした。危ない危ない。

 暦の知識が無いもので、そら今日こそが、と言われればすぐにその気になってしまう。今日のこの有様を見通していたのでしょうか。源内おそるべし。

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August 01, 2005

暗黒星雲花火

 今夜も都内各所で花火があった様子。ひとつ見に出かけました。
 向かい風が吹いて涼しかったのですが、花火があれほど煙を上げるものとは知らなかった。連発すると後半は煙の塊のからこぼれてちらちら光ったり煙の層を照らしたりで暗黒星雲のようでした。

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July 27, 2005

木蔭拾い

 台風一過、良く晴れて眩しい一日に。
 暑かったけれど温い空気を微風がかき混ぜて感じのいい初夏の日でした。

 くっきりと濃い木蔭を拾って歩いていたら二度ほど道を間違えました。

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July 24, 2005

河童忌

 78年前の今日、芥川龍之介が自殺、享年35。
 
 芥川小説は薄刃の剃刀のよう、文も仕掛けも切れ味が良すぎ。「藪の中」を読んだときには仕掛けの意味がわからず、映画の「羅生門」でネタをばらしてもらってようやく面白さに気づいたこともありました。むしろ切れを内に秘めた「蜘蛛の糸」や、技巧の奥にナイーブな内面を垣間見せる「奉教人の死」「往生絵巻」・・・胸に鋭い。短篇小説の天才。

 けれど、彼の没年を過ぎようとしている今、死によって彼が見なかったものの深さ長さに目を向けずにはいられません。彼はストーリーテラーではなかったのか。試行錯誤の手探りが続く35。

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July 18, 2005

梅雨明け

 関東甲信、東海、近畿、中国地方で梅雨明けしたそうです。

 夏だ!

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July 12, 2005

襟巻の一種

 昨日は寒かった。

 実際のところは時折射す太陽が眩しくて地表には霞がかかったような蒸し暑い一日。なのに地下鉄も職場も食堂もクーラーの利かせ過ぎ。Yシャツの腕をまくって仕事をしていたけれど、夕方には上着を着ようか迷うぐらい身体が冷えてしまいました。湿度が高いと空調が難しいのはわかりますが、蒸し暑い外に出てホッとするというのではやはり行き過ぎと思います。
 毎日Yシャツ着てネクタイ締めてスーツの上着を片手に通勤する生活を始めて9ヶ月目、夏は初めてなのですが、こんなに蒸し暑い季節に襟巻の一種を首に巻くというのは忸怩たる気持ちです。クールビズの提案自体は大歓迎、でも広め方がぱっとしないし奇抜すぎて洒落て見えないデザイナー達の作品は的を外しているような気がします。堅実で地味なファッションを心がけたい気持ちにしっくりくるような、さりげなく実用的な服装はないものかな。
 ニュースをいろいろ見ていると個人としては賛成でも組織としては採用に至らないケースが多い様子。取引先のイメージ低下が気になるのでしょう。年配の人々の中ではスーツ・ネクタイに美学を感じる割合も高いのかも知れず、やんぬるかなの葛藤を懐いてこの夏を過ごすことになりそう。

 ところで。
 今日は涼しかった。
 こちらは梅雨寒です。

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July 07, 2005

願い事

 ロンドンで爆弾テロが起きてたくさんの死傷者が出ているとのこと。
 2012年のオリンピック開催が決まったばかり。G8も開催中の英国の首都で同時多発テロが。
 在住の友人は無事とのこと。安心しましたが交通が止まって帰れない様子です。

 不毛な殺気が世界を覆っていますが、日本の今夜は七夕です。
 雲の向こうには星空があって、年に一度の逢瀬の夜なのです。
 牽牛と織女の伝説について先週土曜のヨメナ語に書いてあって笑っちゃいましたが、なかなかステキな行事です。

 通勤の駅々にも職場のビルの玄関にも数日前から七夕飾りの笹が立ててあって、
 短冊とペンと笹につるすひもが用意してあります。
 「世界が平和でありますように」なんてどこか遠い抽象的な話として読んでいましたが、切実な願いです。
 「妻が無事に帰ってきますように」冗談好きの彼の奥様は只今ロンドンに留学中。終わってみれば冗談話でありますように。

 「小説が書けますように」これは恋愛ごととも世界の平和とも関係ない願いですけれど。

 願い事がかないますように。

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